吃音者と接客業

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言葉の詰まりや言葉が出なくて悩んでいる、という相談をよく耳にします。
仕事での悩みが多いのですが、その中でも接客の仕事に就いている方からの相談が多いようです。
大勢のお客を相手にする仕事ですので、会話はとても大切です。
しかし、努力によってどもりは回避できますので、まずは勇気を持ってください。

相手はどもりを気にしていません。

吃音(どもり)症の方の中には、あえて接客業を選ぶ人がいます。
この業界は大勢のお客を相手にしますので、当然会話が求められます。
自分が苦手とする分野にあえて飛び込むことで、弱点を克服できることがあります。
吃音(どもり)症もその一つです。
あえて会話が必要な場面を増やすことで、自分の弱点を改善できるのです。
しかし、最初から全てが上手くいくとは限りません。
中には失敗する人もいます。
そのためどもりのある方は、接客をする上で前提としなければいけない考え方を、まず押さえておく必要があります。
それは自分が思っているよりも、お客さんは吃音(どもり)者のことを気にしていない点です。
本人は言葉に詰まったらどうしよう、などといつも緊張していますが、お客さんは本人のどもりなどにはあまり関心がないのです。
相談者の中には、お客さんからしゃべりを指摘された方も確かにいます。
しかし全体的に見た場合、そのような例は少ないということを認識する必要があります。

まずは挑戦してみてください

接客の仕事はお客さんを相手にしますので、きちんとした会話が大切です。
しかし、会話以上に提供されるサービスを重視しているお客さんが多いということを、忘れていけません。
たとえ会話に失敗しても、その後のサービスが良ければ会話の失敗を取り戻すことができます。
そのため失敗を恐れずに、相手に接することが大切です。
提供するサービスが良ければ、お客さんも満足して皆様をきちんと評価してくれます。
確かにサービスの前の会話も大切ですが、それ以上にサービスの内容が良ければ会話の失敗を相殺できます。
また、そのような行為を継続していけば、どもりは自然と改善されていきます。
仕事に自信が持てるようになれば、どもりの改善は可能なのです。
どもり症の方があえて仕事に接客業を選ぶのは、そのような真意があるのかもしれません。
何もしなければ発展することはありませんので、まずは挑戦してみることが大切です。

吃音(どもり)症と接客業と聞くとあまり関係ないように思えますが、実は大きな関係があるのです。
あえて接客業に就くことで、自分の弱点を克服しようという方もいるのです。
吃音(どもり)症の改善策には様々なものがありますが、仕事も一つの方法といえます。