ボイストレーニング

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吃音(どもり)治療には様々な方法がありますが、その中の一つにボイストレーニングがあります
理論に沿った正しいトレーニングを実施することで、どもりが改善されることは実証されています。
現在、吃音(どもり)症の悩みがある方は、トレーニングに挑戦してみることをおすすめします。

吃音(どもり)症があると、話すことに自信を持てなくなります。
ある言葉に詰まると、そこから先に進めなくなるのです。
しかし、仕事や日常生活の中では多くの方と話す機会が多いので、できれば早めに改善したいものです。
そこでおすすめしたいのがボイストレーニングです。
トレーニングを行うことで、どもりの改善を期待できます。
しかし、このトレーニングを行う時は、守るべきルールがありますので注意してください。
まず大前提として「吃音(どもり)を全く出さないようにするため」、「どもりをコントロールするため」など、どもりをなくすことを目的にトレーニングを行わないことです。
そのような目的でトレーニングを行うと、どもりがさらに酷くなることがありますので注意してください。
どもりを出さないためではなく、自分が楽に話せるようにすることが大切です。

それではボイストレーニングの方法を紹介します。

まず「軟起声」法です。
これはとても有名な方法で、最も古典的な治療法といわれています。
単語の初めの母音を、少し伸ばすような感じで全体的に軟やかに発声してください。
ささやくような感じで発生すると上手くいきます。
「こおーーんにちは」などのように、母音を少し伸ばして発声するのです。
この「軟起声」法は、言語聴覚士の治療法などでもよく利用されています。
どもりそうになった時、また苦手な単語がある時は、無理に発しないで軟らかく伸ばすと良いでしょう。
次に「唱和音読」法です。
これは誰かが一度話した言葉を、その直後に追いかける感じで唱和する方法です。
普通はガイドと2人で実践しますが、1人でもできますので試してみてください。
スピーチなどの音声を事前に用意して、それを聞きながら後を追いかけてゆっくり唱和します。
最後は感情を込めた話し方です。
これはボイストレーニングというよりも、どちらかといえば普段の会話で意識する方法です。
感情を込めた話し方をすることで、驚くほど話しやすくなります。

このように吃音(どもり)を改善するには、ボイストレーニングが有効です。
時間があれば簡単にできますので、まずは一度トライしてみてください。