英語を話すと吃音が良くなる

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英語が得意な人も多いことでしょう。
英語は、仕事やプライベートで威力を発揮してくれます。
英会話ができる方はとても魅力的に思えますが、この英会話が実は吃音(どもり)にも効果があるのです。

英会話を習得するとどもりが改善する、などの噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。
一方2ヶ国語を話す方は、吃音(どもり)になりやすいという話もあります。
これは論文で記されています。
実際に2ヶ国語で話をしている方の中には、英語の時は問題なくしゃべれますが、日本語で話す時にどもりの症状が出る人が多くいます。
当然個人差がありますので、その中には全く問題ない人もいます。
そうなると第2言語の習得が、吃音(どもり)治療に効果があるのかどうかという問題になります。
第2言語を習得することが、どもりにどう影響があるのでしょうか。
文献の中にも第2言語と吃音(どもり)に関してのものは多数ありますが、結論は出ていません。
また幼児期の頃に2言語を同時に学ぶと、どもりの症状になる確率が約2倍になるという研究結果もあります。
このように、幼児期の問題なのにそれが一人歩きして、2言語を話すとどもりやすいという噂が広まった背景があるのです。
そのため成人の方が他言語を習得しても、特にどもりの症状が出ることはありませんので、心配する必要はありません。

脳の言語処理の問題

他言語と吃音(どもり)症について、幼児期の頃に行うとその確率は実際に増えますが、その他の要因もありますので一概にはいえません。
英語を習得したら、どもりの症状が治ったという方もいます。
実際に英会話を勉強した人の中で、英語で会話を行う時はどもりが出ないという方は多いのです。
通常、どもりは心理的プレッシャーが大きく影響してきます。
普通であれば英会話の方が心理的プレッシャーは大きいので、どもりの症状が出やすいイメージがあります。
しかし、英会話の方がどもりが出にくいというのは、他の要因が関係しているのです。
第2言語の時にどもりが出にくいのは、脳の使い方、要するに人によっては脳の言語処理に何かしらの癖があるからです。
脳の処理の方法によって、しゃべり方にも違いが出てきます。
そのためどもりの症状がある方は、第2言語の習得を考えてみてはいかがでしょうか。

どもりと英語は特に関係ないように思えますが、実際には何かしらの影響があるようです。
そこには脳の言語処理の問題もあります。
どもりの治療法を探している方は、言語の習得も頭に入れておくと良いでしょう。